2002年12月4日(水)「しんぶん赤旗」
日本共産党の市田忠義書記局長は三日午後、国会内で、民主党の鳩山由紀夫代表の辞任表明の感想をマスコミに求められ、「自民党政治をこう変えるという対抗軸を示しえていないことが、混乱の大きな要因になっていると思う。今回の問題から、その教訓をいかしてほしい。野党の統一会派との話が出ているが、基本政策の一致がないままでは、とにかく数合わせということになる」とのべました。
野党共闘への影響については、「私たちはこれまで通り、(民主党が)どういう体制になっても国会での一致点での野党共闘に力をつくすことに変わりないし、政策的に違う点は、フェアな論争をしていく」とのべました。