2002年11月27日(水)「しんぶん赤旗」
拉致被害者家族連絡会(横田滋会長)が九七年十二月、東京・小金井市議会に提出した事件の全容解明と早期帰国実現を求める陳情、意見書の採決で、公明は議場を退席していました。
陳情は拉致被害者家族連絡会が同市議会にたいし、「北朝鮮により拉致された日本人を救出するため、政府に対し、全容の解明と早期の帰国が実現するよう求める意見書を提出してください」と求めていたもの。
同市議会は一年後の九八年十二月の本会議で、この陳情とそれにもとづく意見書を日本共産党、自民、市民クラブなどの賛成多数で採択。公明はこの採決のさい、議場を退席しました。