2002年10月24日(木)「しんぶん赤旗」
日本共産党、民主党、自由党、社民党の四野党国対委員長は二十三日、国会内で会談し、竹中平蔵経済財政・金融担当相の政治責任を追及していくことで一致しました。また、経済問題での集中審議や、大島理森農水相の「口利き」疑惑に関し、前秘書官の参考人招致を求めることでも一致しました。
この中で、四野党国対委員長は、深刻な金融・経済情勢のもと、担当相である竹中氏は無責任な発言を繰り返し、国民に不安を抱かせた責任は重大だとの認識で一致。二十四日の衆院予算委員会で同氏への問責決議案を提出することを含め、政治責任を追及することを決めました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は、深刻な経済状況のなかで、経済問題での集中審議が必要だと主張しました。