2002年6月18日(火)「しんぶん赤旗」
医療改悪法案を十四日の衆院厚生労働委員会で与党が単独で強行採決した問題で、同委員会の日本共産党、民主党、自由党、社民党の理事・委員は十七日、国会内で、綿貫民輔衆院議長を訪れ、法案を委員会に差し戻し、本会議での採決をおこなわないよう申し入れました。
綿貫議長は「(厚生労働委の)委員長から『採決は問題ない』との報告を受けたが、野党のみなさんから申し入れがあったことを委員長に伝え、再度、話をきいてみたい」とのべました。
これをうけて与党は野党に対し、十八日に与野党国対委員長会談を開き、この問題を協議することを提案。野党側もこれを受け入れました。